前回とは織物つながりで、今度は京都市「大照学園」で作られています
スウェーデン刺繍のブックカバー ¥500
スウェーデン刺繍の歴史をご説明いたしますと、何世紀も前からスウェーデンに伝わる伝統的な刺繍技法の1つです。
1950年代にアメリカで爆発的に人気となり、その後1960年代に日本にも入ってきました。
当時は、「スエーデン刺繍」と呼ばれ、レース編み、スモッキングと並んで大人気の手芸となり、
いたるところでスウェーデン刺繍をしている女性がいました。現在では、本場スウェーデンでも
この刺繍を楽しむ人が激減しています。
アメリカが一番手芸人口が多く、日本においてもスウェーデン刺繍人口はとてもわずかとなっています。
日本では、スウェーデン刺繍、スウェーデン刺しゅうと呼ばれています。
スウェーデン刺繍には専用の道具が必要です。
針は一般的な刺繍針に比べて長く太く、先が曲がっています(リリアンの針に似ています)。
先が曲がっているのは、布目をすくいやすくするためです。
現在では、日本で生産されているスウェーデン刺繍針が世界的に標準アイテムとなって
北米、ヨーロッパでも広く愛用されています。
本場スウェーデンでは、昔も今も平織りの綿や麻の布に刺しています。
ドイツ、アメリカ、日本では スウェーデン刺繍専用の生地が織られています。
それぞれの国で特徴がある生地が作られていて、 生地によって模様の出方も違いが見られます。
美しい模様で、上品の雰囲気を持を持つ「スウェーデン刺繍ブックカバー」
お気に入りの本を、オシャレにしてみませんか?